比較演算子『 >= 』
「比較演算子」とは、値を比較するときに用いられる演算子のことです。
「比較演算子」は主に「if」「for」「while」の条件式として利用されます。
「>=」は “大なりイコール” と読み、中学生で習った不等号「≧」と同じ意味になります。
もくじ
「 >= 」の読みと意味
「A >= B」は「A 大なりイコール B」と読み、「A は B 以上」という意味になります。
具体例
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int x = 10; if( x >= 10 ){ x = 5; } |
if文の条件式を見てみると、「x >= 10」となっています。
これは「x が 10 以上のとき」という意味で、
x が 10 以上のときに、if文内の処理が実行されることになります。
「x が 10以上」なので、x が 10 のときには条件を満たし、if文内の処理が実行されます。
では、改めてコードを見てみましょう。
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int x = 10; if( x >= 10 ){ x = 5; } |
1行目で変数xが10で初期化されています。
xが10なので、3行目のif文の条件「x >= 10」を満たしているため、if文内の処理が実行されます。
よって、最終的に変数xは「5」になっています。