等値演算子『 != 』
「等値演算子」とは、値が等しいかどうかを比較するときに用いられる演算子のことです。
「等値演算子」は主に「if」「for」「while」の条件式として利用されます。
「!=」は “ノットイコール”と読み、高校の数学で習う「≠」と同じ意味になります。
もくじ
1.「!=」の読みと意味
2.具体例
3.「==」と「!=」
「 != 」の読みと意味
「A != B」は「A と B は等しくない」という意味になります。
読み方に決まりはないので好きに読んで良いと思います。
「A ノットイコール B」と読むのが一般的でしょうか。
英語で書いても “A is not equal to B.” となりますから。
具体例
1 2 3 4 5 6 7 |
int x = 0; if( x != 0 ){ x = 10; } |
if文の条件式を見てみると、「x != 0」となっています。
これは「x が 0 でないとき」という意味で、
x が 0 でないときに、if文内の処理が実行されることになります。
では、改めてコードを見てみましょう。
1 2 3 4 5 6 7 |
int x = 0; if( x != 0 ){ x = 10; } |
1行目で変数xが0で初期化されています。
xが0なので、3行目のif文の条件「x != 0」を満たしていないため、if文内の処理は実行されません。
よって、最終的に変数xは「0」のままになっています。
「==」と「!=」
「==」は、左辺と右辺が “等しい” かどうかの比較に、
「!=」は、左辺と右辺が” 等しくない” かどうかの比較に使います。
どちらの演算子も、「if」「for」「while」の条件式で用いられ、
if ( A == B )
と書くと、A と B が “等しい” 場合にif文内が実行され、
if ( A != B )
と書くと、A と B が “等しくない” 場合にif文内が実行されます。
論理演算子『&&』