比較演算子『 > 』
「比較演算子」とは、値を比較するときに用いられる演算子のことです。
「比較演算子」は主に「if」「for」「while」の条件式として利用されます。
「>」は “大なり” と読み、中学生で習った不等号と同じ意味になります。
もくじ
「 > 」の読みと意味
「A > B」は「A 大なり B」と読み、「A は B より大きい」という意味になります。
具体例
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int x = 8; if( x > 11 ){ x = 5; } |
if文の条件式を見てみると、「x > 11」となっています。
これは「x が 11 より大きいとき」という意味で、
x が 11 より大きいときに、if文内の処理が実行されることになります。
「x が 11 より大きい」なので、x が 11 のときには条件を満たさず、if文内の処理は実行されません。
では、改めてコードを見てみましょう。
1 2 3 4 5 6 7 |
int x = 8; if( x > 11 ){ x = 5; } |
1行目で変数xが8で初期化されています。
xが8なので、3行目のif文の条件「x > 11」を満たしていないため、if文内の処理は実行されません。
よって、最終的に変数xは「8」のままとなっています。